当センターでは、施設健診のオプション検査として肺機能検査を受けることができます（※１）。
肺機能検査とは肺活量を調べる検査で、喫煙などによる慢性閉塞性肺疾患（ＣＯＰＤ）の早期発見に役立ちます。
慢性閉塞性肺疾患（ＣＯＰＤ）はかつて肺気腫や慢性気管支炎と呼ばれていた病気で、煙草の煙などの有害な物質を含む空気を長期間吸い込むことで気道や肺に障害が生じ、肺の機能が低下する病気です。重症化すれば携帯酸素が必要となり、更に悪化すれば呼吸不全や心不全などを引き起こす命に関わる病気です。また、症状が進むと元の状態には戻らなくなるため、早期発見・早期治療が重要となります。
我が県のＣＯＰＤによる死亡率が3年連続全国ワースト１位（※２）となっており、「咳や痰が出る」「風邪がなかなか治らない」「すぐに息切れがする」などの症状がある方は、一度検査を受けられることをお勧めします。
詳しくは当センタースタッフまでお問い合せください。

（※１）健診コースによっては最初からメニューに含まれている場合があります。
（※２）平成２７年人口動態調査（概数）による