内部統制システム基本方針

徳島県厚生農業協同組合連合会

令和4年4月1日制定


徳島県厚生農業協同組合連合会は、法令遵守の徹底や、より健全性の高い経営を確保し、組合員・地域住民の皆さまに安心して当会をご利用いただくために、以下のとおり内部統制システム基本方針を策定し、適切な内部統制の構築・運用に努めます。

  1. 理事及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
    1. ①会の基本理念及びコンプライアンスに関するマニュアルを定め、役職員は職務上のあらゆる場面において法令・規則、契約、定款等を遵守する。
    2. ②重大な法令違反、その他法令及び会の諸規程の違反に関する重要な事実を発見した場合には、直ちに監事に報告するとともに、理事会等において協議・検討し、速やかに是正する。
    3. ③内部監査部署は、内部統制の適切性・有効性の検証・評価を行う。監査の結果、改善要請を受けた部署は、速やかに必要な対策を講じる。
    4. ④反社会的勢力に対しては、毅然とした態度で臨み、一切の関係を持たない。
    5. ⑤会の業務に関する倫理や法令に抵触する可能性のある事項について、役職員等が相談もしくは通報を行うことができる制度(ヘルプライン)を適切に運用し、法令違反等の未然防止に努める。
    6. ⑥監事監査、内部監査が密接に連絡し、適正な監査を行う。
  2. 理事の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
    1. ①文書・情報の取扱いに関する規程に従い、職務執行に係る情報を適切に保存・管理する。
    2. ②個人情報保護に関する規程を整備し、個人情報を適切かつ安全に保存、管理する。
  3. 損失の危険の管理に関する規程その他の体制
    1. ①認識すべきリスクの種類を特定するとともに管理体制の仕組みを構築し、リスク管理の基本的な態勢を整備する。
    2. ②理事は会のリスクを把握・評価し、経営をとりまくリスク管理を行う。
  4. 理事の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
    1. ①職制、機構、業務分掌、指示命令系統を明文化し、役職員の職務執行を効率的に遂行する。
    2. ②中期経営計画及び同計画に基づく事業計画を策定し、適切な目標管理により、戦略的かつ効率的な事業管理を行う。
  5. 監事監査の実効性を確保するための体制
    1. ①監事が円滑に職務を執行し、監事監査の実効性を確保するための体制を整備する。
    2. ②監事が効率的・効果的に監査を遂行できるよう支援する。
    3. ③理事や内部監査部署等は監事と定期的な協議、十分な意思疎通をはかることにより、効率的・効果的な監査を支援する。
  6. 会及びその子会社等における業務の適正を確保するための体制
    1. ①各業務における規程やマニュアル、業務フロー等の管理態勢を整備し、適正かつ効率的に業務を執行する。
    2. ②「子会社管理規程」に基づき、関連事業に係る重要な方針、事項を監督し適切な指導・助言を行い、相互の健全な発展を推進する。
    3. ③「子会社管理規程」に基づき、子会社等の統括管掌を定め、事業計画の達成、法令及びその他事項の遵守、その他運用事項を監督する。
  7. 財務情報その他会情報を適切かつ適時に開示するための体制
    1. ①会計基準その他法令を遵守し、経理規程等の各種規程等を整備し、適切な会計処理を行う。
    2. ②適時・適切に財務報告を作成できるよう、決算担当部署に適切な人員を配置し、会計・財務等に関する専門性を維持・向上させる人材育成に努める。
    3. ③法令の定めに基づき、総会資料を通じて、財務情報の適時・適切な開示に努める。

以上